【コラム】カウントダウンタイマーをランディングページに設置する際の注意点について

先日、カウントダウンタイマーを設置したいというお客様がいたのですが、そのやりとりを通じて、改めて私も「ランディングページ内でカウントダウンタイマーを設置する」ということに関するメリットやデメリットなどを考えてみました。

カウントダウンタイマーというのは、よく見るページの上部などに設置されている、以下のようなものです。

LPで使用するカウントダウンタイマーは、以下の2種類ある

ランディングページにカウントダウンタイマーを設置したいと考えた時、方法としては、以下の2通りあります。

 (タイプ1)全ユーザーに対して、同一時刻で終了するタイマー

こちらは、例えば、12月31日までと期限を設定したら、どの人が見てもその期間だけタイマーが表示される形です。

 (タイプ2)見るユーザーに対して、それぞれのタイミングで発動するタイマー

こちらはCookieを利用して、それぞれのユーザーに違うタイマーを設置します。

たとえば、閲覧してから3日以内にタイマーを終了させるとした場合、

Aさん 10月1日にページを見る ⇒ 10月3日に終了
Bさん 10月3日にページを見る ⇒ 10月5日に終了

という形で、タイマーを表示することが可能です。

ただ、カウントダウンタイマーは今の時代、使い所が難しい

購入を迷っているユーザーの行動を促すために、これまでランディングページではカウントダウンタイマー頻繁に使われてきました。

ですが、ここ最近、私としてはカウントダウンタイマーというものは、設置するのにかかる労力や費用に比べて、見返りが少ないと感じています

理由は以下の2つあります。

理由1:継続的に販売する商品にタイマーを設置すると、管理者側の負担が大きくなるから

タイマーのセットは基本的にjavascriptを使用するため、商品を告知する度に、タイマー編集作業が発生します。

もし管理者側にjavascriptの専門知識がないのであれば、自分でその作業をするのは難しく、結果的にそれが大きな負担となります。
タイマーの編集作業だけで、制作会社にページの管理費を払い続けるのも、あまり利口ではありません。

また、よく自動的に7日間の周期を繰り返すタイマーを設置してほしいという方がいますが、それだと結局7日間経っても同じページが表示されるので、そこまでして煽る意味があまりないと私は思っています。

理由2:ひとりでPC、スマホ、タブレットと何台も持つ人が増えているので、各個人で作動するタイマーを使っても無意味

上記のタイプ2のように、各人で個別に発動するタイマーを設置しても、結局自分のスマホで見たり、タブレットで見たりして、タイマーのCookieが働かない場合、何の効果もありません。

カウントダウンタイマーはなんとなく設置するのではなく、目的と役割を明確に考えて設置する

ユーザーの気持ちを焦らせたいから、カウントダウンタイマーをなんとなく設置するという時代は、インターネットがパソコンでしか見ることのできなかった10年以上前の考え方です。

なので、もしカウントダウンタイマーを設置したいということであれば、以下の条件を満たしていることを踏まえて、制作会社に依頼しましょう。

・商品が1発で売り切るタイプの商材である
⇒3ヶ月ごとに限定販売する、一定の個数や期間を満たせば販売終了するといった商品・サービスに利用する。
継続的に販売したり募集したりするものには基本的には使わない。

・継続的な管理ができるかできないか設置前に確認する
⇒チームにjavascriptの知識がある人物がいるか、制作会社で管理してもらえるか

カウントダウンタイマーのように、ネットマーケティングで使われるテクニックは多種多様ですが、本当に大事なのは、そういったタイマーなどが無くても、ページの内容が正しく伝わり、納得してもらった上で登録や購入をしてもらえることです。

なので、あくまでランディングページ制作を行う上で、こうしたテクニックレベルの機能を設置する際には、前提条件を考え直してみる癖をつけるといいでしょう。

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