【コラム】Facebook広告バナー内に、テキストは必要か?それとも不要か?

Facebook広告バナーを作る際に気をつけることとは?

普段の制作の中で、お客様にFacebook用の広告バナーを納品すると、「どうしてバナーに文字が入っていないのですか?未完成ではないのですか?」という指摘を受けることがあります。

たとえば、以下の広告バナーは私が作ったGDNやYDNなどディスプレイ広告用のバナーです。

ですが、Facebook広告用のバナーは、このようにシンプルな写真だけの形にしています。(税理士のスタッフの写真!)

こうしたデザインを採用している理由について、その都度お客さんに説明のメールを送信するもの非効率的なので、この記事ではどうして自分がFacebook広告用のバナーに文字を入れず、写真やイメージ画像のみのシンプルなデザインにするのか、その理由を述べてみることにします。

Facebook広告を文字なしのシンプルなデザインにする理由

理由1:Facebook広告は、できる限り”広告臭がしない形”で出稿するべきだから

Facebook広告の最大の特徴は、普段ユーザーが見ているニュースフィード上に自然な形で表示されることです。

これはいわゆるネイティブ広告というもので、その詳しい説明は別の機会に回しますが、要するに簡単に言ってしまえば「ユーザーの目に自然と入っていく広告」となります。

だからこそ、ここでバナーをいかにも広告であることを自ら主張するような、文字だらけのデザインにしてしまうと、ユーザーが嫌悪感を抱く可能性が高くなるのです。

ユーザーはほぼ100%近く、見たくもない広告を見せられるのが嫌いだからです。

理由2:広告バナー上に掲載する文字の役割は、バナー上下に表示される広告文が代わりを努めてくれるから

Facebook広告を出稿する際は、基本的にバナーは文字なしのシンプルな形に作り、伝えたい文字情報は上下の広告文に含ませるという方法が一般的です。

例えば、下の例を見てみても、写真は人物などの様子が写っているものをそのままの形で用いて、何の広告なのかはその上下の広告文が説明する形となっています。

このように、Facebook広告ではあくまでも「広告」という見せ方ではなく、ひとつの「記事」であるかのように出稿することが大切です。

だからこそ、広告出稿者には、ランディングページやバナー自体のクオリティ以外にも、実際にユーザーが目にする広告文の質が非常に求められるともいえます。

理由3:Facebook自体が、バナーにテキストを掲載することを推奨していないから

バナーに文字を掲載せずにシンプルにするというのは、実はFacebookがそのような方向性にルールを厳格化しているからです。

以下のように、広告に掲載するテキストに関して、とても細かな規則が定められています。

[blogcard url=”https://www.facebook.com/business/help/980593475366490″]

ただ、文字を絶対に載せてはいけないわけではなく、テキストオーバーレイツールというページで審査をしてOKが出れば一応掲載することができます。

◯テキストオーバーレイツール
[blogcard url=”https://www.facebook.com/ads/tools/text_overlay”]

ですが、たとえこの審査に受かったとしても、私自身は上記の理由1と2のことも踏まえて、無理やり文字を掲載する必要はないと考えています。

そこにこだわるのであれば、いかにユーザーが自然に興味を持ってくれそうな広告文を考えたり、リンク先のランディングページ自体の内容を詰めていった方が、有意義だと思います。

結論:Facebook広告バナーには、無理に文字を掲載しない方がいい

広告として世の中に露出するのだから、バナー内に会社のロゴや講座のタイトルなどを入れたいという気持ちはデザイナーとして理解できます。

しかし、Facebook広告に関しては、すでに文字を入れないバナーが主流となっており、広告のクリック率やコンバージョン率を高めるには、その他の要素である広告単価やターゲット設定などで作戦を練っていくことが一般的になっています。

Facebook側が非推奨していることに対して、わざわざチャレンジする必要がないというのが、私の結論です。

なので、今後もお客様にFacebook広告バナーを作成する際は、基本的には文字なしのものを作成することにしています。

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