【コラム】フリーランスに向いていない人の3つの特徴

こんにちは。片岡です。

今日は4時起きでこの文章を書いています。

物書きもデザインも、きちんと早起きして書いたり作ったりした方が落ち着いて、効率よく進めることができますね。

で、ここ最近、自分の書いたメールやレポートに色々と感想を頂くのですが、

「今フリーランスとして活動しています」

という方や、

「今後フリーランスとして独立するために勉強中です」

という方が何人もいます。

私自身も、もう5年程度フリーランスをしていて、個人事業主としてせっせと税金を払っていますが(泣)、これまで色々な場面で他のフリーランスを見ていて感じていることがあります。

それは、

フリーランスは向き不向きが非常に多い

ということです。

私は、仕事というのは「能力」ではなく、「適性」で考えるべきだと思っています。

能力ではなく、適性。

つまり、いくら能力があったとしても、その仕事が自分に合ったものでない限り、本来の力を発揮することはできません。

(ちなみに、普段仕事をしていると自分はダメな人間で何もできないと思い込む人がいますが、その多くは能力の問題ではなく適性の問題です。)

フリーランスの中でも、ものすごくスキルがあるのにも関わらず、それをうまく収入に結びつけることができていない人は本当に多いです。

実際に未経験でスタートした私なんかよりも、デザインが上手で、コーディングが自由自在に扱えて、プログラミングもできる人は無数にいます。

でも、なぜそれがそのまま売上に結びつかないかというと、そもそもフリーランスという働き方自体に、自分が適していないからという理由がひとつ挙げられます。

例えば、フリーランスという働き方は、

孤独が苦手
チームで仕事がしたい
安定が欲しい

という人にはおそらく向いていません。

特にこの「孤独が苦手」というのは、非常にマイナス要素だと私は捉えています。

PhotoshopやらCSS3うんぬんの前に、まずこの「孤独に耐える力」がなければフリーランスとしては到底やっていけません。

つまり、寂しがり屋は難しい。

ひとりでいる時間が圧倒的に長くなるし、同僚とランチとか、上司に連れられて飲みにいくとか一切なくなるからです。

私は学生時代から、(あまり大学には行かずに)日本全国都道府県をひとり旅で制覇したり、ヨーロッパを合計3ヶ月ほど周遊したりしていた人間ですので、ひとりで行動することにあまり抵抗感がありませんでした。

むしろ、自分が決めた旅の行程をクリアしていくことや、その旅先での一期一会の出会いが、本当に楽しく、私の人生を豊かにしてくれるものでした。

なので、何をするにでも、ひとりではやりたくないという性格の人は、フリーランスには決定的に向いていないと思います。

いや、もっと正確に言えば、お小遣い程度には稼げたとしても、しっかり継続的な事業として成立するレベルにはなかなか到達することはできないと思います。

あと、「チームで仕事がしたい」というフリーランスの人も沢山います。

ちょっと近くのコワーキングスペースに足を運んで見ると、たくさんそういう類の集団に出くわすでしょう。

私も今の仕事場を借りるまでは、コワーキングスペースで仕事をしていたので頻繁にフリーランス集団を見かけていましたが、基本的に、大学のサークルみたいで、すごくうるさかったです。笑

今私が配布しているレポートにも書いていますが、例えばフリーランスが3人集まって仕事をして、生活できるお金を残すには、最低限でも月に1件100万円レベルの案件を常に獲得し続けなければいけません。

でもそれって、結構競争率の激しい案件で、よほどの実績と経験が必要となります。

しかもその報酬を均等に分けて、やっとひとり月商33万円です。

そこから税金や健康保険・年金を考えるとサラリーマンやっていた方がマシと思えるぐらい、ほとんどお金は残らないでしょう。

なので、そういう金銭的なデメリットも考えると、「フリーランスになってチームで活動したい!」という考え方は、最初から失敗するリスクが高いです。

もしチームで仕事がしたいという気持ちが前提ならば、ハナから経営者としてスタッフ雇ってやっていくか、そのままサラリーマンとして働いた方が選択肢としては賢明かと私は思います。

そして、

「安定志向が高い人」もフリーランスには向いていません。

当たり前ですが。

”宙ぶらりんな状態に耐えられない人”
と言い換えてもいいでしょうか。

フリーランス生活には、常に漠然とした不安がつきまといます。

たしかに、フリーランスとして生活していると、満員電車も理不尽な上司も部下も存在せず、家族と好きなだけ一緒に旅行したり、旅先で仕事をしたりもできます。

かくいう私も、フリーランスになってからは本当に好き勝手に生活していますし、今振り返ってみても楽しい思い出ばかりです。

しかし、

「この生活に完全に不安がないか?」

と言われれば、それは人間ですから、得体のしれない不安はどこかに常に身の周りにあります。

ただ、そもそもが、

・何をもって「安定」というのか
・何をもって「自由」というのか

こういった概念に対して、明確に自分の中に価値基準を設けている人はこの世の中でそう多くはありません。

だからこそ、会社から与えられた見せかけだけの「安定」やノマドワーカーが自慢する表面的な「自由」に私たちは盲目的に踊られていることが多いのです。

そのため、こうした自分の中の価値観と常に真剣に向き合うことのできる人はフリーランスに向いていると私は思います。

フリーになったら、基本的に決断するのは全部自分になりますから。
自分の価値観が持っていなければ話になりません。

さて、ここら辺で結論づけたいと思いますが、フリーランスで飯を食っていくのであれば、少なくとも以下の素質が必要不可欠でしょう。

1.心を広く持てる知的好奇心
2.孤独に耐える力
3.ひとりでどこまでも行ける精神

これらがすでに自分の中にあるのであれば、今持っているスキルや経験をフリーランスになってからも最大限活用できる可能性は非常に高いです。

会社や組織に縛られずに、自分の力で仕事をしていくというのは、夢とロマンに満ち溢れていますが、誰にでも手放しでオススメできるものではありません。

かくいう、私も、これを読んでいる全員にフリーランスになったらいいよと薦めているわけではありません。

きちんと自分の適性を見極めよう、と伝えたいだけです。

特にここ最近は働き方改革の影響もあり、副業や独立・起業がブームになりつつありますが、そもそも能力以前に、自分の中に適性があるのかをしっかりと見極めて行ったほうがいいんじゃないか、というのが私の考えです。

自分に一番合った環境で生きていくことが、何よりも楽しい人生につながっていきますからね。

では、今日はこの辺りで。
ありがとうございました!

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