【コラム】あなたのLP制作に「WHY」は存在しているか

「Whyからはじまるゴールデン・サークル」とは?

先日、改めてTEDの名プレゼンを見直していると、サイモンシネックの「Whyからはじまるゴールデン・サークル」という考え方に改めて共感を受けました。

「Whyからはじまるゴールデン・サークル」というのは、すべての行動をWHYを中心に考える思考法です。

サイモン・シネックが述べるところによると、人間というのは「WHY」に共感をするのであって、「HOW(どのように)」「WHAT(何を)」という部分に共感しているわけではないということです。

要するに、すべてのビジネスにおいて理想的な流れというのは、

WHY→HOW→WHAT

という順番で物事を考えることであり、これが結果的にその後のHOWやWHATの部分を独自性の高い、ユニークなものにしていくというわけです。

これを図にしてみると、以下のような形となります。

ゴールデンサークルを意識したLP制作をしているか?

そして、この「Whyからはじまるゴールデン・サークル」という考え方は、ランディングページ制作にも十分に活用できると私は考えています。

普段からよくLP制作を担当していて感じるのは、「LPを作りましょう」と言うと、「こんな商品は今までなかったから売れる」とか、「ステップメールやFB広告を組み合わせて集客します」とか、そういうHOWやWHATにこだわりがちな傾向があることです。

そして多くの場合、そういった部分にだけこだわってしまっていると、なかなか競合との差別化ができないばかりか、出来上がったLPの内容もデザインもなんとなく似たり寄ったりになるということにもつながりがちです。

なぜなら、HOWやWHATの部分というのは、基本的には誰でも真似ができてしまうからです。どのように行動するのか、何を作るのかという部分は、誰がやっても同じ結果が出るのです。

もっと簡単に言い換えれば、それらは再現性の高いテクニックやノウハウであって、代替可能なものだと言えます。

しかし、「なぜ自分がそれをやるのか?」というWHYの部分は、人によって千差万別であり、その人の生き方や考え方が如実に反映されます。

つまり、それは表面的な商品やサービスを見ているだけでは決して目に見えない「情熱」や「熱意」、「使命」のようなものであり、販売者の個性が出る部分なのです。

要するに、ランディングページがユーザーにとってユニークなのかどうか、「この悩みや欲求を解決してくれるページはこれしかない」と感じさせてくれるページにできるかどうかは、WHY(なぜ私たちがやるのか?)の要素をどれだけ言語化・視覚化できているかに左右されます

そこに販売者独自の理念が現れるからです。

もちろん「何を」「どうやって」という部分をゴリ押ししてセールスやオファーを行うことはもちろんできます。

ですがなかなかそれでは長続きしないどころか、もっと安かったり効率のいいサービスを見つけた段階で、ユーザーは離れていってしまうでしょう。

見た目のデザインや言葉のギミックの前に、一番LP必要なのは「WHY」の視点

どんなにデザインが素晴らしくてきれいでも、言葉が美しくて耳障りがよくても、「なんか響かないLPだな」と感じることは数多くあるはずです。

そういったLPの中に、この「WHY」の視点が存在しているかどうかを考えることは、決して自社のLP制作フロー全体を振り返る際にも無駄ではないでしょう。

なぜなら、サイモン氏が動画内で言っているように、どこまで時代が進化しても、結局人はWHYに共感して、行動する生き物だからです。

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